マジョルカが新加入選手のプレゼンテーションを実施した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝える。 マジョルカは今夏、ボーフムを契約満了で退団した日本代表FW浅野拓磨(29)をフリー獲得。 8日、新加入選手合同の会見に臨んだ浅野は「スペイ…

マジョルカが新加入選手のプレゼンテーションを実施した。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝える。

マジョルカは今夏、ボーフムを契約満了で退団した日本代表FW浅野拓磨(29)をフリー獲得。

8日、新加入選手合同の会見に臨んだ浅野は「スペインでプレーするのは初めてですが、この国のサッカーは激しく、フィジカルがとても大事だと理解しています」とコメントした。

『ムンド・デポルティボ』は浅野について、「スピード豊かで前線のあらゆるポジションをカバーする万能型。母国では“ジャガー”と呼ばれ、親しまれている」と紹介する。

今回、浅野と一緒に登壇したのは2人。

まず、マヨルカ島の出身にして、マジョルカ下部組織からバルセロナへ渡って9年…ドルトムントとの契約満了をもって故郷に凱旋した元U-21スペイン代表DFマテウ・モレイ(24)。

そして、コロンビア代表の主軸左サイドバックにして、クラブキャリアのほぼ全てがスペインと、ラ・リーガ経験が非常に豊富なDFホアン・モヒカ(31)。18年ロシアW杯の日本代表戦にもフル出場していたベテランレフティーだ。

気になるのは、浅野ら3選手に続く補強。

昨季ラ・リーガ15位と、今季も「残留」がノルマとなりそうなマジョルカだが、補強が3人では心許ないところ。5日には、絶対的守護神のセルビア代表GKプレドラグ・ライコビッチ(28)をアル・イテハドに引き抜かれている。

合同会見後に対応したマジョルカの広報担当者は「チームは閉鎖されていない」と、今後も新戦力の獲得があることを短く示唆している。