今年1月の第100回箱根駅伝で2年ぶり7度目の優勝を果たした青学大陸上競技部と、膝再生医療のクリニック「ひざ関節症クリニック」を展開する医療法人社団の活寿会がメディカルバックアップパートナー契約を締結したことが9日、発表された。 活寿会は…

 今年1月の第100回箱根駅伝で2年ぶり7度目の優勝を果たした青学大陸上競技部と、膝再生医療のクリニック「ひざ関節症クリニック」を展開する医療法人社団の活寿会がメディカルバックアップパートナー契約を締結したことが9日、発表された。

 活寿会は、選手の健康維持とパフォーマンス向上を目指すため、以下のサポートを行う。

 <1>定期的な血液検査(選手の健康状態を詳細に把握し、トレーニングや試合に向けて最適なコンディションを維持できるようサポート)

 <2>ワクチンの提供(インフルエンザなどの病気から選手を守るため、定期的なワクチン接種を行う)

 <3>故障の治療(選手の膝の故障に対して「ひざ関節症クリニック」が治療を行い、長期離脱を回避する)

 青学大の原晋監督(57)は「長距離走は、ほぼ身ひとつで勝負するスポーツです。継続した練習を積むことで強くなる。定期的な血液検査でコンディションを把握して故障を回避し、もし、故障をしてもすぐに復帰できることが重要。活寿会さんのサポートは心強いです」と話した。活寿会は「青学大は全国から注目される強豪校。その選手一人ひとりが最高のパフォーマンスを発揮できるよう、全院をあげてサポートしてまいります」となどとコメントした。

 現在、青学大は長野・菅平高原で夏合宿中。選手は連日、30~40キロを走り込んでいる。原監督は「頼もしいパートナーと共に第101回箱根駅伝で2年連続8度目の優勝を目指します」と力強く話した。