◆パリ五輪 第14日 ▽バスケットボール男子(8日、ベルシー・アリーナ) 準決勝が行われ、“ドリームチーム”で5連覇に挑む米国が、世界4位のセルビアに95―91で勝利し、決勝進出を決めた。 米国は一時、最大17点差をつけられ、最終第4クオー…

◆パリ五輪 第14日 ▽バスケットボール男子(8日、ベルシー・アリーナ)

 準決勝が行われ、“ドリームチーム”で5連覇に挑む米国が、世界4位のセルビアに95―91で勝利し、決勝進出を決めた。

 米国は一時、最大17点差をつけられ、最終第4クオーター(Q)を13点ビハインドで迎えるも、残り6分27分には5点差に。残り3分41秒に、レブロン・ジェームズのレイアップでついに同点とした。

 そして残り2分24秒、カリーのスリーポイントで逆転。直後にジェームズ、再びカリーと連続得点で91―86と瞬く間にリードした。セルビアも食らいつくが、最後は米国が本領発揮した。

 米国はレブロン・ジェームズ、ステフィン・カリー、ジョエル・エンビード、ケビン・デュラントとMVP経験者4人を筆頭にNBAのスター選手12人を選出。一方のセルビアはNBAでMVP3度受賞のニコラ・ヨキッチがけん引。世界最高峰のスタープレーヤーたちが躍動し、超満員の会場は揺れるほどの大歓声が沸き起こった。

 決勝は10日で、地元のフランスVS米国となった。両チームは21年東京五輪の決勝でも対決し、米国が勝利した。