「オリックス3-0西武」(8日、京セラドーム大阪) 西武が勝率2割台へと落ち込んだ。この日で4連敗、同一カード3連敗となり今季ワーストとなる借金39。29勝68敗2分けで勝率・299となってしまった。 この日のオリックス戦は、打線が3安打…

 「オリックス3-0西武」(8日、京セラドーム大阪)

 西武が勝率2割台へと落ち込んだ。この日で4連敗、同一カード3連敗となり今季ワーストとなる借金39。29勝68敗2分けで勝率・299となってしまった。

 この日のオリックス戦は、打線が3安打無得点で今季15度目の完封負け。オリックス先発のドラフト5位・高島にプロ初勝利を献上した。一方で西武先発・青山が三回に紅林の左犠飛で先制を許すと、七回には、4月30日・日本ハム戦以来の登板となった4番手の平良が森に2ランを被弾した。

 今季西武の勝率3割未満は・297だった6月21日以来で2度目となる。なお、シーズン終了時の勝率2割台は最近では2005年の楽天で・281(38勝97敗1分け)。2リーグ分立後の最低勝率は・238で1955年の大洋(31勝99敗0分け)、58年の近鉄(29勝97敗4分け)で共に借金68を記録している。

 ちなみに西武の球団史上ワースト借金は1971年シーズン終了時の「46」となっている。