陸上男子110メートル障害準決勝の1組で4着だった村竹ラシッドは、ゴール後にうなだれた。「自分の悪いところがふんだんに出た」 ハードル上で体が浮きすぎないよう心がけたが、重心が低くなって序盤でハードルに接触した。予選よりも遅い13秒26。…
陸上男子110メートル障害準決勝の1組で4着だった村竹ラシッドは、ゴール後にうなだれた。「自分の悪いところがふんだんに出た」
ハードル上で体が浮きすぎないよう心がけたが、重心が低くなって序盤でハードルに接触した。予選よりも遅い13秒26。「全然満足いかない」レースに終わった。
だが、結果的に各組の3着以下で記録上位2人に滑り込み、この種目で日本勢初の決勝進出だ。「失敗レース」でも準決勝を突破できたのは、地力の高さにほかならない。