Kリーグ1の全北現代モータースが8日、パク・チソン氏(43)の配置転換を発表した。 かつて京都パープルサンガやPSV、マンチェスター・ユナイテッドなどで活躍したパク・チソン氏。韓国代表のレジェンドは2022年9月から同国屈指の強豪・全北現…

Kリーグ1の全北現代モータースが8日、パク・チソン氏(43)の配置転換を発表した。

かつて京都パープルサンガやPSV、マンチェスター・ユナイテッドなどで活躍したパク・チソン氏。韓国代表のレジェンドは2022年9月から同国屈指の強豪・全北現代でテクニカル・ディレクター(TD)を務めていた。

しかし、2009〜20年の12年間で8度ものKリーグ1優勝を成し遂げた全北現代が、今季は第25節を終えて11位/12チーム。下位6チームで争う「降格ラウンド」行きがほぼ確実だ。

そんなこんなでパク・チソン氏は先月20日前後に辞任を申し出。受理されぬまま自宅のあるイギリスへ出国したことが明らかになっていた。

それでも、パク・チソン氏を観て育った韓国の現役選手は同氏を尊敬し、全北現代の選手らも同様。その人望も厚く、全北現代が配置転換でクラブに慰留する策を練っていると、かねてより報じられていた。

そして8日、全北現代は昨年8月まで韓国代表のアシスタントコーチを務めていた韓国系カナダ人、マイケル・キム氏(51)のTD就任を発表するとともに、前任のパク・チソン氏がクラブ顧問に就任するとも補足した。

パク・チソン氏の今後については、「全北現代のグローバルネットワーク構築を進める」などとされていることから、在英のまま職務にあたることとなりそうだ。