プロ野球南海などで投手として活躍した宅和本司氏が4日、大阪市内の病院で肺炎のため死去した。89歳。葬儀は近親者で営まれたという。 門司東高から1954年に南海に入団。同期には野村克也氏(故人)がいた。 1年目の54年にいきなり最多勝となる…

 プロ野球南海などで投手として活躍した宅和本司氏が4日、大阪市内の病院で肺炎のため死去した。89歳。葬儀は近親者で営まれたという。

 門司東高から1954年に南海に入団。同期には野村克也氏(故人)がいた。

 1年目の54年にいきなり最多勝となる26勝9敗、最優秀防御率1・58を記録しパ・リーグ新人王を獲得した。55年も2年連続最多勝となる24勝11敗をマーク。

 しかし、故障に泣き通算56勝26敗、防御率2・29。引退後は毎日放送やGAORAの解説者を務めた。