「全国高校野球選手権・1回戦、大阪桐蔭5-0興南」(8日、甲子園球場) 大阪桐蔭が11大会連続の初戦突破を決めた。大阪勢春夏通算400勝となった。 大阪桐蔭は三回、安打と四球で1死一、二塁とすると、この好機を逃さず。1番・吉田翔輝、2番・…

 「全国高校野球選手権・1回戦、大阪桐蔭5-0興南」(8日、甲子園球場)

 大阪桐蔭が11大会連続の初戦突破を決めた。大阪勢春夏通算400勝となった。

 大阪桐蔭は三回、安打と四球で1死一、二塁とすると、この好機を逃さず。1番・吉田翔輝、2番・宮本楽久の連打で3点を先制した。

 四回には連打で1死満塁とし、9番・中野大虎が押し出し四球を選択。その後も二ゴロの間に1点を追加した。

 投げては先発の中野が4安打完封。ともに春夏連覇の経験がある強豪校同士の対決は、大阪桐蔭に軍配が上がった。

 試合後、西谷監督は「初戦は難しいですし、やりにくい相手と当たりましたけど、今日に合わせて準備してきました。今日は守り勝ちだと思っています。こういう野球がしたい」と手応え。中野については「5回くらいまで投げてくれたらと思っていたんですけど、変えるところがなかったです」とし「完封はできすぎというか。五回、六回の打順で代打陣を送ろうと思ったんですけど、チラチラこっち見て代えるなよ、みたいな顔をしていたので」と笑顔で振り返った。