第106回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高野連主催)の開会式が7日、阪神甲子園球場であった。栃木代表で初出場の石橋の選手たちは胸を張って入場行進した。石橋は大会7日目の第2試合(13日午前10時35分開始予定)で聖和学園(宮城)…

 第106回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高野連主催)の開会式が7日、阪神甲子園球場であった。栃木代表で初出場の石橋の選手たちは胸を張って入場行進した。石橋は大会7日目の第2試合(13日午前10時35分開始予定)で聖和学園(宮城)と対戦する。

 開会式は午前8時半に始まった。出場校は南の沖縄から順番に登場し、石橋の選手たちも両手足を高く上げて、堂々とグラウンドを1周した。

 開会式後、田口皐月(さつき)主将(3年)は「自分たちは初出場で、ほかに強豪校もいるが、どこにも負けない一番いい行進をしようとチームで決めていた」と振り返った。校名がアナウンスされた時は、「うれしかった。夢の舞台に迎えられている感じがした」という。

 選手たちは2日に現地入りした。田口主将は「暑さやホテル生活にも少しずつ慣れてきて、チームのコンディションは上がってきている」と話した。(高橋淳)