第106回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)が7日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。和歌山代表の智弁和歌山は、大会第7日の13日、第3試合で霞ケ浦(茨城)との2回戦に臨む。 午前8時半から始まった開会式。智…

 第106回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)が7日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。和歌山代表の智弁和歌山は、大会第7日の13日、第3試合で霞ケ浦(茨城)との2回戦に臨む。

 午前8時半から始まった開会式。智弁和歌山は出場17校目に登場し、辻旭陽主将を先頭に20人がしっかりと行進した。

 和歌山大会の優勝旗を掲げて歩いた辻主将だが、実は「全く行進を楽しめなかった」。選手宣誓があったからだ。歩いている途中でも宣誓の文言が頭に浮かび、歩く、どころではなかった。

 それでも、見事に大役をこなしたリーダーは「これからはもう、試合のことだけを考えます」。霞ケ浦戦を見据えた顔に戻っていた。

 13日の第3試合は午後1時10分開始の予定。(寺沢尚晃)