第106回全国高校野球選手権大会(日本高校野球連盟、朝日新聞社主催)は7日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。開会式で、鳥取代表の鳥取城北は、出場49校中14番目に入場行進。元気に腕を振って堂々と歩みを進めた。 開会式後、石黒尚主将…

 第106回全国高校野球選手権大会(日本高校野球連盟、朝日新聞社主催)は7日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。開会式で、鳥取代表の鳥取城北は、出場49校中14番目に入場行進。元気に腕を振って堂々と歩みを進めた。

 開会式後、石黒尚主将(3年)は、踏みしめた土について「硬さもあるが良い感じの軟らかさもあって、特別な感じがしました」。大会第6日第3試合(12日午後1時10分開始予定)で明徳義塾(高知)と対戦予定だが、「早く試合がしたい。本気で勝ちにいきます」。

 石黒主将自身は鳥取大会ではやや当たりが止まっていたが、「自分というよりは、チームのことを一番に考えてやっていきたい。鳥取でもそういう戦い方をしてきた」と、チーム全員で戦っていく決意を語った。

 鳥取城北のプラカードを持って先導したのは西宮市立西宮高校2年の三枝(みえだ)舞耶(まや)さん。鳥取城北の選手について「気さくな人たちで、仲が良さそうでした」。試合当日は「球場に来て直接応援したい」と話した。(奥平真也)