第106回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)が7日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕し、岡山学芸館の選手たちは竹下柚葵主将(3年)を先頭に開会式で行進した。 前日、リハーサルの動画を見返し「少しだらっとしている」…

 第106回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)が7日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕し、岡山学芸館の選手たちは竹下柚葵主将(3年)を先頭に開会式で行進した。

 前日、リハーサルの動画を見返し「少しだらっとしている」と感じた選手たちは、夕食後に宿舎の駐車場で練習して修正。大声は出さず、心の中で合わせればいい、と本番に臨んだという。

 全国の代表校が南から北の順で行進し、学芸館は16番目。竹下主将は「思ったより人が入って、この観客の中で試合をするんだと思うと緊張してきました」と話した。

 プラカードを持ったのは市立西宮高校の松村すずさん(2年)。「お客さんが拍手をしてくれる景色を楽しみながら、思ったより緊張しないで歩けました」。学芸館の選手たちとは少し話もした。「とてもいい人たちで、かっこよかったです」

 チームは午後から大阪市内で練習した。10日の第3試合で愛媛代表の聖カタリナと対戦する。(大野宏)