第106回全国高校野球選手権大会の開会式が7日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)であり、高知代表の明徳義塾の選手たちは、大勢の観客の前で胸を張って入場行進した。 入場は南から北の順に行われ、明徳義塾は8番目。高知大会の優勝旗を持った平尾成歩…

 第106回全国高校野球選手権大会の開会式が7日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)であり、高知代表の明徳義塾の選手たちは、大勢の観客の前で胸を張って入場行進した。

 入場は南から北の順に行われ、明徳義塾は8番目。高知大会の優勝旗を持った平尾成歩主将(3年)を先頭に、選手たちは手を前後に大きく振って行進した。グラウンドをぐるりと巡って内野付近に整列。選手宣誓に耳を傾けた。

 平尾主将は「観客が入った甲子園は(3日の)練習の時とは全く違う雰囲気で、ワクワクした。やってやるぞっていう気持ちになった」と話した。

 甲子園球場が1924年の開場から100年を迎えた節目での出場について「先輩方や色んな選手がこの地を目指して努力してきた。僕たちも同じ。努力が報われ、夢の舞台にやっと立てた」と語った。(蜷川大介)