(第106回全国高校野球選手権大会) 8日の第3試合で対戦する札幌日大(南北海道)の森本琢朗監督と京都国際(京都)の小牧憲継監督が初戦への意気込みを語った。 ――相手の印象は 森本 甲子園に非常に慣れているチームですし、各選手が鍛えられて…

 (第106回全国高校野球選手権大会)

 8日の第3試合で対戦する札幌日大(南北海道)の森本琢朗監督と京都国際(京都)の小牧憲継監督が初戦への意気込みを語った。

 ――相手の印象は

 森本 甲子園に非常に慣れているチームですし、各選手が鍛えられていて、小牧監督の指導が行き届いている印象です。

 小牧 バッテリー中心に守備から攻撃のリズムを作り出す、うちと非常によく似たチーム。

 ――選手の様子は

 森本 甲子園に来ても普段通り変わらない様子で練習や生活をしているように見える。

 小牧 センバツで負けているので、甲子園での勝利をめざし、京都大会以上に気持ちが高ぶっている。特に北海道出身の子たちのテンションが上がりすぎている。

 ――自チームの強みは

 森本 投手中心の守り、それから相手を崩す勝負強さもある。

 小牧 ずば抜けた選手がいないからこそ、一人ひとりが役割を果たす。昨年から試合に出ている子も多く、センバツも経験した経験値が武器。

 ――理想の試合展開は

 森本 先制点、まず1点目を自分たちが取りたい。

 小牧 3点以上取って、2点以内に抑えたい。

 ――鍵となる選手は

 森本 捕手の高橋。守備でリズムをつくるチームなので。

 小牧 うちも捕手。投手が2人いるのでリードし、周りを落ち着かせる役で、打線の核でもある。

 ――警戒している相手の選手は

 森本 捕手中心のチームなので、そこを封じ込めることができれば。

 小牧 セカンドの子とキャッチャーの子を遮断したいなと思っています。

 ――意気込みを

 森本 選手の力を最大限発揮させることが第一で、自分たちのやるべきことに集中して戦いたい。

 小牧 初戦なので、普段やっていることをどれだけ出せるかだと思う。(鈴木優香)