「全国高校野球選手権・1回戦、智弁学園9-6岐阜城北」(7日、甲子園球場) 今大会から2部制が試験的に導入され、18時51分開始となった開幕日の第3試合。夏の甲子園50試合目となった智弁学園(奈良)が延長タイブレークの末、岐阜城北に競り勝…

 「全国高校野球選手権・1回戦、智弁学園9-6岐阜城北」(7日、甲子園球場)

 今大会から2部制が試験的に導入され、18時51分開始となった開幕日の第3試合。夏の甲子園50試合目となった智弁学園(奈良)が延長タイブレークの末、岐阜城北に競り勝ち。2年連続の初戦突破を果たした。

 タイブレークに突入した延長十回は互いに3点を取り合い、十一回へ。無死一、二塁から相手のミスに乗じて2点を奪うと、知花の中犠飛でこの回計3点を挙げた。

 1-3で迎えた九回、四球と相手失策の無死一二塁から、佐坂が中前打を放ち満塁。続く国島の中犠飛で1点差に迫ると、2死から中道の適時打で追いついた。

 延長十回は、知花の犠打が相手投手の悪送球を誘って勝ち越し。その後も佐坂の5安打目となる右前適時打などで2点を加えて突き放した。

 その裏、岐阜城北の反撃に遭い、3点差を追いつかれたが、サヨナラ負けは阻止した。