8月24日に富士通スタジアム川崎(旧川崎球場)で開催される「テリー・ファンク1周忌追悼・大仁田厚デビュー50周年記念大会『川崎伝説2024』」(後援・川崎市)に出場する「ファンクス」の象徴・ドリー・ファンク・ジュニア(83)と西村修(52…
8月24日に富士通スタジアム川崎(旧川崎球場)で開催される「テリー・ファンク1周忌追悼・大仁田厚デビュー50周年記念大会『川崎伝説2024』」(後援・川崎市)に出場する「ファンクス」の象徴・ドリー・ファンク・ジュニア(83)と西村修(52)が7日、同大会に向けての熱い思いを明かした。
同大会は「邪道」大仁田厚(66)のレスラーデビュー50周年メモリアル大会として開催。メインイベントで、大仁田が盟友・雷神矢口と組んでドリー、西村の師弟コンビと「川崎伝説2024ダブルヘル電流爆破デスマッチ」で激突することが決まっている。
この日、ドリーは「リングの四方を電流に囲まれ、危険極まりない想像を絶する戦いになるだろう。しかし、今の私にとって、ここまで来ると、もう何も失うものはない。キャリアが何十年経過しようと、私にとっては過去の経験こそが全てだ。私の最後のリングになるカワサキ大会は私のキャリアの集大成となるよう全力を尽くすのみだ」と気合のコメント。
現在、ステージ4の食道がんの闘病中でもある西村は「ほぼ左上半身全身に転移しているリンパへの抗がん剤の副作用が現在の最大の敵ではあるが、私は負けない」ときっぱり。
「プロレスとはいかに最大なる愛を持って全てを受け切ること。私には8・24でやるべきことがある。24年間、背中を追い続けた師匠を守ること。さらにはボロボロの己の体を駆使し最後まで戦うこと。負けるかもしれない。死ぬかもしれない。この戦いに全てを超越させる」と続けた。
ドリーは大仁田の全日本プロレス時代からの“兄貴分”で2023年8月23日(日本時間8月24日)に死去したテリー・ファンクさん(享年79)の日本での追悼メモリアルのため、5年ぶりに来日。「ドリーがFMWEのリングに上がってくれるなら電流爆破で!」という大仁田の要望に応える形で史上最高齢での電流爆破マッチ参戦が決まった。
ドリーのタッグパートナーの西村は言葉通り、「俺がドリーを守る!」との愛弟子ゆえの決意のもと、命がけのリングに上がることになる。
◆8・24「川崎伝説」対戦カード
▽オープニングアクト ダンスチームRISE&MASKMANZコラボ スペシャルパフォーマンス
▽第1試合 SUGAMOプロレス提供試合15分1本勝負
Z戦士(ではない)トランクス、モンキー・D・ノレフィー―グレート・CO・カーン、グレート・ムダ
※実況:ヒロ・オクムラ
▽第2試合 6人タッグマッチ15分1本勝負
友龍、工事現場の親父、FMWEショッカー―ちぃたん☆、パンディータ、ドRaえもん
▽第3試合 ミックスドタッグマッチ15分1本勝負
リッキー・フジ、ラム会長―佐野直、寧々∞D.a.i
▽第4試合 株式会社タミヤpresents女子プロレス20分1本勝負
クラッシャー前泊、ミス・モンゴル―杏ちゃむ、ガキにゃん仮面
※休憩時間にアイドルグループ「絶世のインペリアルドール」のパフォーマンスあり
▽第5試合 甦れ!俺たちの昭和全日本プロレス タッグマッチ15分1本勝負
百田光雄、力―タイガー戸口、谷口裕一
▽第6試合 タッグマッチ15分1本勝負
バラモン兄弟―魔苦・怒鳴門、X
▽第7試合 映画「BUGS」presents12人タッグスペシャルファイヤーデスマッチ
ミスター・ポーゴ、怨霊、モンスター・レザー、Mr.アトミック、桜井匠、デビルマジシャン―ガッツ石島、HASEGAWA、関根シュレック秀樹、スカルリーパーA―ji、グレート・コジ、BILLY
▽第8試合 セミファイナル タッグマッチ15分1本勝負
納谷幸男、飯野雄貴―ディラン・ジェームス、Mr.ルーサー
▽第9試合 メインイベント テリー・ファンク一周忌追悼・大仁田厚デビュー50周年記念特別試合 電流爆破デスマッチ「川崎伝説2024ダブルヘル電流爆破」
ドリー・ファンク・ジュニア、西村修―大仁田厚、雷神矢口