昨年と同じく、クイーンエリザベス2世Cから札幌記念(8月18日・札幌芝2000m)というローテーションで連覇を狙うプログノーシス(栗東・中内田充正厩舎)。7月13日に社台ファーム山元トレーニングセンターから栗東へ帰厩しており、レースに向…

 昨年と同じく、クイーンエリザベス2世Cから札幌記念(8月18日・札幌芝2000m)というローテーションで連覇を狙うプログノーシス(栗東・中内田充正厩舎)。7月13日に社台ファーム山元トレーニングセンターから栗東へ帰厩しており、レースに向けて着々と追い切りを積み重ねている。

 今朝7日は1週前追い切り。西谷誠騎手が跨り、朝一番のCWへ入場。馬の多い時間帯だったこともあり、自身の予定は単走でも前後には馬がいる状態。道中は少しなだめながらの走りだったこともあり、5F標識から4F標識の区間が少し速くなったが、それ以外は概ね順調な走り。

 4コーナーでは前方を走っていた他厩舎の馬を大外から追い抜く形になり、最後の直線は素晴らしい加速力。金鯱賞(1着)の1週前追い切りと比較しても今回の方が力強く動けていたという印象がある。

 時計は6F83.8〜5F68.1〜4F53.1〜3F37.3〜2F22.7〜1F11.0秒。ラスト1Fが11.0秒はこの日の最速タイ。少し時計を要する馬場という印象がある中でよく動けていたし、この中間は坂路も含め、ゴール前での脚力に磨きがかかったのではないだろうか。

(取材・文:井内利彰)