阪神の高橋遥人投手(28)が6日、鳴尾浜で練習後に1軍復帰登板へ気持ちを昂(たか)ぶらせた。 11日・広島戦(京セラ)で21年11月6日のCSファーストS・巨人戦以来、1009日ぶりに1軍公式戦で登板する見通しとなっている。「(登板が実現…

 阪神の高橋遥人投手(28)が6日、鳴尾浜で練習後に1軍復帰登板へ気持ちを昂(たか)ぶらせた。

 11日・広島戦(京セラ)で21年11月6日のCSファーストS・巨人戦以来、1009日ぶりに1軍公式戦で登板する見通しとなっている。「(登板が実現すれば)緊張すると思うし、2軍でも毎試合緊張してるんで、それ以上に緊張するかもしれないですけど、それを力に変えられれば」と話した。

 22年4月に左肘のトミー・ジョン手術を受け、昨年6月には左肩と左手首にもメスを入れて育成選手も経験した。4月17日に実戦復帰し、ウエスタンでは10試合に登板して3敗、防御率2・54。前回7月31日のウエスタン・中日戦では、7回無失点と結果を残して1軍マウンドに立つ。

 チームが首位争いを繰り広げている中でのマウンドにもなる。「もっと大事な局面は後半だと思うんで。そういうのはあまり感じずに」とまずは自分の投球に専念する考えを示しつつ、「しっかり試合を作れるように。全試合大事だし、その日はチームの代表として投げさせてもらうんで」と終始前向きに話した。