「オリックス6-2西武」(6日、京セラドーム大阪) 今季203打席目で飛び出した待望1号は、大きな決勝点となった。オリックス・中川圭太内野手が勝ち越しの2ラン。「スタメンキッズの子に『ホームラン打ってください』と言われて。打てて良かった」…

 「オリックス6-2西武」(6日、京セラドーム大阪)

 今季203打席目で飛び出した待望1号は、大きな決勝点となった。オリックス・中川圭太内野手が勝ち越しの2ラン。「スタメンキッズの子に『ホームラン打ってください』と言われて。打てて良かった」と安どの笑みを漏らした。

 同点の六回1死一塁。1ストライクから渡辺の投じた直球を一閃(いっせん)。昨季12本塁打を放ったが、今季はここまで柵越えなし。「ホームランの感触を忘れていたんですけど、飛んでくれて良かった」と、昨年8月24日の西武戦以来となる一発の余韻に浸った。

 試合前の打撃練習中、中嶋監督から下半身の使い方を助言された。微調整を重ね、打席では好結果。「プラスに働きました」と安どした。指導した指揮官も「ちょっとした(助言)。吹っ切れてくれればいいと思いますけどね」と今後の変わり身に期待を寄せていた。