大谷の40本塁打・40盗塁到達も時間の問題となってきた(C)Getty Images ドジャースの大谷翔平が現地時間8月5日(日本時間6日)、本拠地でのフィリーズ戦に「1番・DH」で出場。8回、4-3と1点差で迎えた第4打席で3試合…

大谷の40本塁打・40盗塁到達も時間の問題となってきた(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が現地時間8月5日(日本時間6日)、本拠地でのフィリーズ戦に「1番・DH」で出場。8回、4-3と1点差で迎えた第4打席で3試合ぶりとなる34号ソロを放った。打球速度107.4マイル(約172.8キロ)、飛距離384フィート(約117.0メートル)、角度37度の打球は高々と舞い上がり、左中間席の最前列で着弾した。

【動画】高々と舞い上がった打球は左中間席へ!大谷翔平が34号ソロを放つシーン

 大谷は第3打席、右翼線への二塁打で出塁し、2試合ぶりのマルチ安打を記録。この日は2安打2打点の活躍で打率は.309に上昇し、81打点、32盗塁。チームもナ・リーグ東地区首位のフィリーズとのPS前哨戦の初戦を5-3で勝利した。

 米スポーツ専門局『ESPN』はXで「ショウヘイ・オオタニは、アメリカンリーグとナショナルリーグの歴史上、1シーズンで40本塁打と40盗塁を記録する6人目の選手になる可能性がある」と紹介し、「彼は現在、47本塁打と44盗塁でシーズンを終えるペースである」と投稿した。

 また新たな歴史をつくる可能性のある大谷は試合後、米メディア『SportsNet LA』のインタビューに応じた。8回に生まれた34号について「終盤なので1点でも多く取った方がもちろんいい。そういう意味ではすごくいいホームランになった」と満足した様子で語った。

 「40-40」(40本塁打・40盗塁)が視野に入る中で「ホームランはもちろんいいところで打てればいいですし、盗塁に関しては高い確率でいけると思ったときにいければ勝利に貢献できる確率が高くなると思うので、そこだけ集中してやりたい」と意気込んだ。

 この日、フレディ・フリーマンがチームに合流。三男マキシマス君が「ギラン・バレー症候群」を発症していたためチームを離脱していたが「3番・一塁」でスタメン出場。早速1安打を放っている。

 大谷は「フレディが帰ってきた1試合目で勝てたのもチームとしてすごく大きいんじゃないかと思います」と話し、頼れるチームメイトの復帰を喜んでいた。

 フリーマンが戻ったことで、大谷とともに再び相手チームにとって脅威の打線となるドジャース。大谷らしい逆方向への一発が飛び出し、40本塁打・40盗塁の偉業も時間の問題になってきた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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