◆パリ五輪 第11日 ▽陸上(5日、フランス競技場) 男子棒高跳び決勝で、アルマント・デュプランティス(スウェーデン)は自身が持つ6メートル24センチの世界記録を1センチ更新する6メートル25センチで金メダルを獲得した。銀メダルのサム・ケン…

◆パリ五輪 第11日 ▽陸上(5日、フランス競技場)

 男子棒高跳び決勝で、アルマント・デュプランティス(スウェーデン)は自身が持つ6メートル24センチの世界記録を1センチ更新する6メートル25センチで金メダルを獲得した。銀メダルのサム・ケンドリクス(米国)に30センチの大差をつけ、五輪連覇を果たした。「子供のころから最大の夢は五輪で世界記録を破ることだった。アメフトの試合のような大歓声、大観衆の前で達成できてよかった」と誇った。

 SNSでは五輪記録の記録達成直後にデュプランティスがみせたポーズに注目が集まった。右手でピストルの形を作り、左手はパンツに突っ込み仁王立ち。これにはすぐ、“無課金おじさん”ことパリ五輪の射撃混合エアピストル銀メダルのユスフ・ディケチュ(トルコ)のまねだとの声が、X(旧ツイッター)で複数言語で投稿された。

 さらにユスフ本人がXで「おめでとう、デュプランティス」とスウェーデンの国旗とトルコの国旗を付けて祝福。“無課金おじさん”ブームは日本にとどまらず、世界に広がっていることが伝わる瞬間だった。