◆パリ五輪 第11日 ▽陸上(5日、フランス競技場) 女子5000メートル決勝で順位が二転三転した。レースはケニアのベアトリス・チェベトが14分28秒56で金メダルを獲得し、同じケニアのフェイス・キピエゴンは14分29秒60で2着でゴール。…

◆パリ五輪 第11日 ▽陸上(5日、フランス競技場)

 女子5000メートル決勝で順位が二転三転した。レースはケニアのベアトリス・チェベトが14分28秒56で金メダルを獲得し、同じケニアのフェイス・キピエゴンは14分29秒60で2着でゴール。3着に今大会で1万メートルとマラソンにも出場予定のシファン・ハッサン(オランダ)が14分30秒61で3着に入った。

 ところがレース直後、キピエゴンが失格に。ハッサンが銀メダルに繰り上がり、4位に14分31秒64でイタリア記録を更新したナディア・バットクレッティが銅メダルとなった。

 しかし審議の結果、2選手の間に重大な接触があったが失格には値しないと結論付けられ、キピエゴンの失格が取り消され2位に認定、ハッサンは3位になった。ただ接触が容認できないことを明示するために、キピエゴンにはイエローカードが出された。