貫禄さえ感じるレースだった。陸上男子3000メートル障害の三浦龍司が予選を8分12秒41の組4着で走り、2大会連続の決勝へ進んだ。 前の組より速いペースで進む中、終始4番手前後の好位置をキープ。最後の直線でも伸びを見せ、「体が動くという感…
貫禄さえ感じるレースだった。陸上男子3000メートル障害の三浦龍司が予選を8分12秒41の組4着で走り、2大会連続の決勝へ進んだ。
前の組より速いペースで進む中、終始4番手前後の好位置をキープ。最後の直線でも伸びを見せ、「体が動くという感覚があった。今までのレースに比べたらラストも全体的な余裕があった」と納得の表情をみせた。
実業団1年目の22歳。予選のスタート前の招集所では、力のあるアフリカ勢の選手とレースについて会話。世界最高峰のダイヤモンドリーグに出場を重ねる中で、トップ選手たちにもその存在を認められつつある。
東京五輪では7位、昨年の世界選手権は6位。「徐々に(順位が)上がってきている。続くような結果を残したい」(辻隆徳)