日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団による実行委員会が5日、東京都内で開かれ、第1次戦力外通告期間の一部変更を決めた。これまでは2軍公式戦終了翌日から、クライマックスシリーズ(CS)ファーストS初戦前日までの期間となっていたが、今年か…

 日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団による実行委員会が5日、東京都内で開かれ、第1次戦力外通告期間の一部変更を決めた。これまでは2軍公式戦終了翌日から、クライマックスシリーズ(CS)ファーストS初戦前日までの期間となっていたが、今年から同ファーストSで敗退した2球団のみ敗退確定の翌日か、遠征による移動を伴う場合は翌々日まで期間を延ばす。

 第2次の戦力外通告期間はCS全日程終了の翌日から、日本シリーズ全日程終了翌日まで。従来はファーストS敗退を受けて戦力外通告する場合、第2次の期間まで待たなければならなかったため、その空白期間をなくしていくための変更。NPBの井原敦事務局長は「空白をなくすのが趣旨」と説明した。