<パリオリンピック(五輪):体操>◇5日◇男子種目別鉄棒決勝◇ベルシー・アリーナ団体総合金メダリストの杉野正尭(25=徳洲会)は、カッシーナで落下するなどミスが出て、11・633で7位に終わった。鉄棒のスペシャリストで金メダルの可能性もあっ…

<パリオリンピック(五輪):体操>◇5日◇男子種目別鉄棒決勝◇ベルシー・アリーナ

団体総合金メダリストの杉野正尭(25=徳洲会)は、カッシーナで落下するなどミスが出て、11・633で7位に終わった。

鉄棒のスペシャリストで金メダルの可能性もあったが、冒頭のF難度技ペガンで左手がバーから離れるミス。続くカッシーナで落下し、着地でもバランスを崩した。

試合後「悔しい気持ちが一番。まだまだ自分に課題がある。次に向けてレベルアップに取り組んでいかないといけないと感じた。団体決勝終わってから、鉄棒の金メダルへ向けてしっかり準備をしてきたが、まだまだ実力が足りなかった」と杉野は振り返った。

パリ五輪のすべての演技を終えて「予選から鉄棒決勝まで最後の最後まで体操競技を味わえた。一生思い出に残る。楽しさもあり、今日みたいに悔しい思いもあり、自分が小さい頃から目指してきた場所でどっちの思いもできたのは本当に幸せだなとかみしめなあがら、今後何をやっていく必要があるのかを考えて、これから頑張りたいと思います」と語った。

5日の種目別あん馬ではH難度の複合技「Hコンバイン」などを成功させたが、6位入賞でメダルに届かなかった。