巨人は5日、6日から始まる勝負の9連戦に向け、川崎市のジャイアンツ球場で投手指名練習を行った。首位・広島との3連戦(東京ドーム)には山崎伊織投手(25)、フォスター・グリフィン投手(29)、戸郷翔征投手(24)が順に先発予定。 首位攻防戦…

 巨人は5日、6日から始まる勝負の9連戦に向け、川崎市のジャイアンツ球場で投手指名練習を行った。首位・広島との3連戦(東京ドーム)には山崎伊織投手(25)、フォスター・グリフィン投手(29)、戸郷翔征投手(24)が順に先発予定。

 首位攻防戦を前にした山崎伊は「負けられない」と強い覚悟を語った。前回登板となった7月30日の阪神戦(甲子園)では、5回1失点の粘投も打線の援護なく敗戦投手になった。「やっぱり優勝するには上のチームを倒さないと」とし、「前は僕が5回で降りてしまった流れから、3つ相手にも勢いを付けてしまった。そういった部分でも最初に投げる投手が大事。僕から水曜、木曜、金曜と、繋げられるような投球がしたいです」と流れを呼ぶ快投を誓う。

 6連勝中の首位・広島とは1ゲーム差。3位の阪神とは0・5差と、セ・リーグは歴史的な混戦が続く。広島戦登板後は12日からの阪神3連戦(東京ドーム)でリベンジの機会が待つ。シーズンは残り45試合。山崎伊と戸郷、開幕からチームを支えてきた2本柱が、勝負の8月に広島、阪神を封じを託されている。