ゴルフ男子の最終日、松山英樹(32)が銅メダルを獲得した。日本男子が表彰台に上がるのは初めて。 3年前の東京五輪は3位タイでホールアウトし、7人によるプレーオフの結果、4位タイに終わっていた。 表彰式で銅メダルをかけられた松山は「メダルが…

 ゴルフ男子の最終日、松山英樹(32)が銅メダルを獲得した。日本男子が表彰台に上がるのは初めて。

 3年前の東京五輪は3位タイでホールアウトし、7人によるプレーオフの結果、4位タイに終わっていた。

 表彰式で銅メダルをかけられた松山は「メダルがとれてうれしい」。メダルの重みを問われると、「重いです、単純に」と話した。

 首位と3打差の4位で最終日を迎えた松山は、2番で最初のバーディーを奪うと、4番から3連続バーディー。前半で4打縮めて、15アンダーで折り返した。

 後半に入っても10番、12番でバーディー。17アンダーまで伸ばした。15番以降は、池が広がるコース。丸山茂樹監督が「ティーショットはめちゃめちゃ重圧がかかる。15番くらいから吐き気がしたはずだ」と話した。

 だが、松山はいずれもフェアウェーをとらえた。正確なショットでスコアをキープし、単独3位でホールアウトした。