「ソフトバンク3-2日本ハム」(4日、みずほペイペイドーム) 前人未踏の金字塔を打ち立てた。1点リードの八回、2番手として日本ハム・宮西が登板。2死二塁としたところで、お役御免。3番手・池田が後続を断ち、通算400ホールドを達成した。目標…

 「ソフトバンク3-2日本ハム」(4日、みずほペイペイドーム)

 前人未踏の金字塔を打ち立てた。1点リードの八回、2番手として日本ハム・宮西が登板。2死二塁としたところで、お役御免。3番手・池田が後続を断ち、通算400ホールドを達成した。目標とした数字をクリアして「呪縛から解放された感じはあります」と笑顔を見せた。

 22年に24試合登板に終わり、14年連続で記録していた50試合以上登板が途切れた。昨季も31試合13ホールドにとどまった。今季は6月18日に昇格。この日はかつての主戦場である八回に登板した。防御率0・82、12試合連続無失点。復活を遂げた。

 逆転サヨナラ負けを喫した試合後はベンチ裏でささやかに祝った。新庄監督からは「すごすぎてピンとこない」と独特の言葉で祝福された。「あんま記録は興味なくなったかな。このチームでホンマに日本一を目指したい。みんなで喜び合いたいっていうのが一番かな」。次なる目標を掲げた。