「広島6-4中日」(4日、マツダスタジアム) 中日が広島に同一カード3連敗。これで7月3日の巨人戦(前橋)以来、ビジターゲーム12連敗を喫した。今季初先発となった根尾は3回8安打6失点でKO、プロ初勝利はお預けとなった。 初回、先頭の秋山…

 「広島6-4中日」(4日、マツダスタジアム)

 中日が広島に同一カード3連敗。これで7月3日の巨人戦(前橋)以来、ビジターゲーム12連敗を喫した。今季初先発となった根尾は3回8安打6失点でKO、プロ初勝利はお預けとなった。

 初回、先頭の秋山をストレートの四球で歩かせると、2番野間から4連打を浴びて、1死を奪えないままあっという間に3失点。この後、矢野にも2点適時打を許して、計5失点となった。

 根尾は二回に今季初安打となる適時二塁打を放ち、自らのバットで1点を返したが、その裏、先頭の秋山に右越えへソロを浴びた。序盤での大量失点に、ベンチの立浪監督も険しい表情で見つめていた。

 四回の打席で代打が送られた根尾は「自分のミスで失点してしまった。課題を克服できるように、反省し練習します」と肩を落とした。

 それでも2番手・橋本をはじめ救援陣が無失点でつなぐと、打線も小刻みに反撃。四回に根尾の代打・隆空が適時打を放つと、五回にも1点を返した。八回には隆空の適時打で2点差に詰め寄った。しかし、チャンスでの3併殺が響き、広島を上回る11安打を放ちながらも、あと一歩及ばなかった。