「燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯・G3」(4日、松戸) 清水裕友(29)=山口・105期・SS=が最終2角過ぎからまくって勝利。優勝賞金550万円(副賞含む)をゲット。G3は2月の静岡記念以来、今年3回目、通算は12回目のV。2着には月森亮輔…

 「燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯・G3」(4日、松戸)

 清水裕友(29)=山口・105期・SS=が最終2角過ぎからまくって勝利。優勝賞金550万円(副賞含む)をゲット。G3は2月の静岡記念以来、今年3回目、通算は12回目のV。2着には月森亮輔(岡山)、3着は地元の和田健太郎(千葉)が入った。

 清水が4車結束した南関勢を撃破して今年3回目のG3制覇を果たした。

 初手は自らS取り。中国勢で前受けを選択した。「(南関勢が)普通に先行して、番手まくりだと勝負権はなくなる。初手を取れたのがデカかった。あとは(取鳥)雄吾が全部やってくれたおかげです」と話すように、前を任せた取鳥雄吾(岡山)がイン粘りの形で打鐘まで深谷と競り合った。結果は深谷知広(静岡)に軍配が上がったが、南関勢の分断とともに脚を削ることはできた。「決着が付くのを待ってから行った。踏んだ時に行けるとは思ったけど、自分も消耗していたのできつかった」と笑顔で振り返った。

 次走はG1・オールスター競輪(13~18日・平塚)。夏の大一番が控えている。「すぐ緩むので、だらけないように。G1優勝をとにかくしたい」と今度はG1タイトル奪取へ気持ちを込めた。