福岡大大濠-滋賀学園  滋賀学園との再試合で完投した福岡大大濠・三浦=甲子園【写真提供:共同通信社】

 

14 三浦 銀二(福岡大大濠3年・投手)
みうら・ぎんじ 175センチ75キロ 右投右打

無尽蔵のスタミナを持つ福岡の鉄腕

最速146キロ、常時140キロ台中盤の制球力に優れたストレート、縦横スライダー、チェンジアップ、カーブといった変化球を自在に操る右腕。今年のセンバツに代表されるように無尽蔵のスタミナも突出したものを持つ。

筑紫丘中学軟式野球部中3年時には福岡選抜に選ばれるなど才能を発揮した三浦は福岡大大濠に進むと1年秋からベンチ入り。1学年上の浜地 真澄(現:阪神)とともに投手陣を支えた。

さらに最上級生となった2年秋には絶対的エースの座をつかむと、秋季福岡県大会優勝。九州大会でも大分商(大分)、鹿児島実業(鹿児島)、秀岳館(熊本)を相手に3戦連続完封勝利をあげ優勝。明治神宮大会では準決勝で早稲田実業(西東京)に敗れたものの、公式戦全13試合で完投してチームの全国4強入りに大きく貢献した。

センバツでは、延長15回引き分けとなった滋賀学園(滋賀)との2回戦を再試合も含めて一人で投げ抜くなど、計3試合33回475球を投げきるタフネスぶりを発揮。準々決勝では登板を回避しチームは敗れたが、防御率1.64・与四死球わずか11という見事な成績を残している。

迎えた最後の夏も順調に福岡大大濠は福岡大会を勝ち上がっていたものの、決勝で東筑に敗れ、悲願である夏の甲子園出場はならず。それでも三浦は全7試合に登板し、6完投とここでも素晴らしい投球を見せたことが、今回の侍ジャパンU-18代表選出につながった。

連戦が続く本大会において連投の効く投手の存在は不可欠。好投手がそろうチームの中で、三浦 銀二は「福岡の鉄腕」にしかできない大車輪の活躍を目指す。