夏季五輪が開かれているパリ市内の中心部に、巨大な球体が出現した。ルーブル美術館に隣接するチュルイリー公園に設置され、多くの市民や観光客が見物に訪れている。 球体の正体は、聖火台の上に設置された気球だ。26日(日本時間27日)の開会式、聖火…

 夏季五輪が開かれているパリ市内の中心部に、巨大な球体が出現した。ルーブル美術館に隣接するチュルイリー公園に設置され、多くの市民や観光客が見物に訪れている。

 球体の正体は、聖火台の上に設置された気球だ。26日(日本時間27日)の開会式、聖火がともされた直径7メートルの大釜とともに、気球はパリの夜空を舞った。

 大会組織委員会によると、開会式以降の大会期間中は一般向けにオンラインで無料チケットが発行され、聖火台を間近で見られる。

 日没から午前2時までは気球が地上60メートルを超える高さまで浮遊し、2キロ以上離れた凱旋門からもその姿を望むことが出来る。(田辺拓也)