<パリオリンピック(五輪):バレーボール・オランダ-ドミニカ共和国>◇3日◇女子1次リーグC組◇パリ南アリーナドミニカ共和国がオランダを3-1で下して1次リーグ(L)C組3位が決定した。この結果、12年ロンドン五輪以来12年ぶりのメダル獲得…

<パリオリンピック(五輪):バレーボール・オランダ-ドミニカ共和国>◇3日◇女子1次リーグC組◇パリ南アリーナ

ドミニカ共和国がオランダを3-1で下して1次リーグ(L)C組3位が決定した。この結果、12年ロンドン五輪以来12年ぶりのメダル獲得を目指すバレーボール女子日本代表(世界ランキング7位)の決勝トーナメント(T)進出の可能性が限りなく低くなった。

日本は1日にブラジルに敗れ、1次L2連敗でB組3位以下が決定。決勝T進出にはA、B、C組3位のうち成績上位2チームに入らなければならない。そのためには、C組で3位争いを展開していたオランダとドミニカ共和国の直接対決がフルセットにもつれた上で、日本がケニアにストレート勝ちすることが条件の1つだった。

残る決勝T進出の条件はただ1つ。日本がストレート勝ちした上で、翌4日のA組米国-フランスで、フランスが3-0勝利するパターン。しかし地力的に米国勝利が濃厚なだけに、日本の決勝T進出は風前のともしびとなった。

◆1次L順位決定方法 成績は勝敗数で決まる。同じ勝敗数で並んだ場合は、まず勝ち点で順位付けされる。勝ち点はセット3-0か3-1の勝者が「3」、3-2の勝者が「2」、2-3の敗者は「1」を獲得し、その他の敗者は「0」となる。勝ち点でも並んだ場合は、(1)セット率(総得セット÷総失セット)(2)得点率(総得点÷総失点)の順で優劣をつける。