第28回全国高校女子硬式野球選手権大会は3日、決勝が阪神甲子園球場であり、神戸弘陵(兵庫)が花巻東(岩手)を破り、2年連続で優勝した。 花巻東の男子硬式野球部OBで、高校野球で歴代最多とされる通算140本塁打を放ち、米・スタンフォード大に…

 第28回全国高校女子硬式野球選手権大会は3日、決勝が阪神甲子園球場であり、神戸弘陵(兵庫)が花巻東(岩手)を破り、2年連続で優勝した。

 花巻東の男子硬式野球部OBで、高校野球で歴代最多とされる通算140本塁打を放ち、米・スタンフォード大に進学する佐々木麟太郎が帰国し、スタンドで母校を応援した。

 妹の秋羽(しゅう)は女子硬式野球部の主将。この決勝のために帰国日を早めたといい、佐々木は「私自身も楽しみにしていて、久々に試合を見た」とし、「(妹は)重圧も感じていると思うけど、その中でよくやっている」と語った。

 男子の後輩は2年連続で夏の甲子園出場を決めた。岩手大会の試合も米国からライブ配信でチェックしていたという。

 「すごい仲良くしてた後輩もいますし、親近感ある子たちなので応援したい。父親(の佐々木洋氏)も監督なんで、勝ってほしいですね」と笑った。(室田賢)