◆パリ五輪 第8日 ▽陸上(2日・フランス競技場) 男子1万メートル決勝が行われ、ウガンダのジョシュア・チェプテゲイが26分43秒14の五輪新記録で金メダルを獲得した。銀メダルは0秒30差の26分43秒44でエチオピアのベリフ・アレガウィ。…

◆パリ五輪 第8日 ▽陸上(2日・フランス競技場)

 男子1万メートル決勝が行われ、ウガンダのジョシュア・チェプテゲイが26分43秒14の五輪新記録で金メダルを獲得した。銀メダルは0秒30差の26分43秒44でエチオピアのベリフ・アレガウィ。銅メダルは26分43秒46で米国のグラント・フィッシャーだった。

 レースはスタート直後からハイペースで進み、5000メートルを13分23秒で通過。13位までが26分台の超高速レースとなった。

 日本勢は葛西潤(旭化成)が27分53秒18と踏ん張ったが、20位。先頭集団とは1周差をつけられた。「全然、歯が立たなかった。もっとオリンピックを楽しめるくらいの力をつけて戻ってきたい」と23歳は4年後を見据えて話した。

 太田智樹(トヨタ自動車)は29分12秒48で完走した24選手中では最下位の24位。先頭集団とは2周差をつけられる苦しいレースとなった。「(きょうの)走りの内容というよりも5月末から思うような練習ができなかったという点で悔いが残ります。スタートラインに立つまでのところが悔しいです」とレース前の調整が順調ではなかったことを明かした。「4年後、トラックかマラソンか分かりませんが、もう一度、ここ(五輪)に帰ってこられるように頑張りたい」と26歳は、4年後のリベンジを誓った。