混合ダブルスで金メダルを獲得した中国の鄭思維(てい・しい)、黄雅瓊(こう・がけい)ペアが試合後、別の幸せも手にした。黄の交際相手で21年東京五輪男子ダブルス銀メダリストの劉雨辰(中国)が通路に花束をもって姿をみせ、ズボンのポケットから箱を…

 混合ダブルスで金メダルを獲得した中国の鄭思維(てい・しい)、黄雅瓊(こう・がけい)ペアが試合後、別の幸せも手にした。黄の交際相手で21年東京五輪男子ダブルス銀メダリストの劉雨辰(中国)が通路に花束をもって姿をみせ、ズボンのポケットから箱を取り出し、パカっと開けながら愛を伝えた。黄は驚いたように口に手を当てたあと、イエスの返事。大観衆に祝福されながら、左手薬指に大きなダイヤモンドがついた指輪をはめてもらい手にキスされた後、2人で抱き合った。

 この様子は国際オリンピック連盟(IOC)のフランス版公式Xでも拡散され、世界中から祝福が殺到。「彼女は金とダイヤモンドを同時にゲットしたのね」「チームメートでありソウルメート」などもコメントが投稿されている。

 30歳の黄は鄭と17年11月から本格的にペア組み始め、世界選手権を3度制覇し、混合ダブルス世界ランキング1位在位期間は歴代最長を誇る最強ペア。21年東京五輪では中国対決に敗れ銀メダルに終わり、今回、見事に雪辱を果たした。劉は今大会にも出場していた。