連日熱戦が繰り広げられているパリオリンピック(五輪)。メダル獲得の歓喜の瞬間で、多種多様な喜び方が見られる。フェンシング女子フルーレ団体の日本代表はカナダとの3位決定戦に33-32で勝利。試合前には選手4人の他に、フランク・ボアダンコーチと…

連日熱戦が繰り広げられているパリオリンピック(五輪)。

メダル獲得の歓喜の瞬間で、多種多様な喜び方が見られる。

フェンシング女子フルーレ団体の日本代表はカナダとの3位決定戦に33-32で勝利。試合前には選手4人の他に、フランク・ボアダンコーチと菅原智恵子コーチ(47)も加えた6人で円陣を組むなど、まさに総力戦で挑み、フェンシング女子初のメダルをつかんだ。フェンシング男子フルーレの08年北京五輪銀メダリストで、IOC委員の太田雄貴氏(38)はX(旧ツイッター)で、メダルを獲得し、喜びを分かち合う写真を公開。選手の間には、仲むつまじくコーチ2人が笑顔を咲かせていた。「本当に皆んなで掴んだと分かる一枚。それぞれのキャラクターが出てる」とつづり、「フランクコーチも地元フランスでメダル取れたのは嬉しいと思います。菅原コーチも自身が届かなかったメダルを選手達が取って嬉しいと思います」と続けた。

一般アカウントからも「みんなで掴んだメダル。コーチのガッツポーズが最高」「すんごいいい写真 みんなかわいい 本当におめでとう! コーチもチームの一員だもんね コーチもおめでとう! てかフランクコーチ遠近感バグるほどで大きいですね」などのコメントが寄せられた。

表彰台でも個性が発揮されている。階級初となる五輪連覇を達成した柔道男子81キロ級の永瀬貴規(30=旭化成)は銀、銅メダリストとともに上がった表彰台で、一歩後ろに引いた立ち位置で写真撮影に応じる姿が、SNS上で話題となった。

フェンシング男子サーブル団体のフランス代表の選手たちは日本の人気アニメ「ドラゴンボール」の「かめはめ波」ポーズを披露。3月1日に亡くなった鳥山明さんの代表作「ドラゴンボール」が世界的な人気を誇っていることが五輪の地で証明された。