パリオリンピック(五輪)柔道で、またしても審判の判定が話題を呼んでいる。1日に行われた女子78キロ級の準々決勝で、高山莉加(29=三井住友海上)が、世界女王のワーグナー(ドイツ)に敗れた。その際、反則負けになった3つ目の指導が五輪公式データ…

パリオリンピック(五輪)柔道で、またしても審判の判定が話題を呼んでいる。1日に行われた女子78キロ級の準々決勝で、高山莉加(29=三井住友海上)が、世界女王のワーグナー(ドイツ)に敗れた。その際、反則負けになった3つ目の指導が五輪公式データ提供サービスでは「Undetermined(不明)」となっており、五輪公式HPでは「不明な反則」とされ、また不可解判定か、と物議を醸していた。

この異例とも言える事態に、2日になってもX(旧ツイッター)では「高山莉加」がトレンド入り。「選手の4年間をなんだと思っているんだ」「審判制度そのものの改革が必要」「そんなことある? マジでどうした」「もうウンザリ」「つくづく審判に泣かされている」などの怒りや不信感のコメントが続いた。

その後、高山は敗者復活戦でステーンホイス(オランダ)に一本勝ちするも、3位決定戦でサンパイオ(ポルトガル)に敗れ、銅メダルを逃した。