「DeNA-阪神」(2日、横浜スタジアム) 阪神・大山がまさかの凡ミスで同点機を逃した。 四回1死一、二塁から、前川が中堅後方へ大飛球を放ったが、これを桑原が好捕。二塁に進んでいた一塁走者の大山は懸命に一塁に戻り、塁審は両手を横に広げてセ…

 「DeNA-阪神」(2日、横浜スタジアム)

 阪神・大山がまさかの凡ミスで同点機を逃した。

 四回1死一、二塁から、前川が中堅後方へ大飛球を放ったが、これを桑原が好捕。二塁に進んでいた一塁走者の大山は懸命に一塁に戻り、塁審は両手を横に広げてセーフと判定。だが、一塁側ベンチからDeNA・三浦監督が飛び出し、原球審に猛抗議。すると大山にアウト判定が告げられ、まさかの併殺となった。

 審判団が場内アナウンスすることがなかったため、スタンドからは説明を求める声が次々に上がり、SNSでも「説明しろよ」「ファンは置いてけぼりか!」といったコメントが集まった。

 公式記録員によると、前川の打球で二塁を回った大山が、桑原の捕球後に二塁を踏まずに一塁に戻ったため、DeNA側の「空過」アピールを経てアウトになったと説明。阪神にとっては何とも痛い併殺となったが、六回に森下の中前適時打で追いつき、大山の中前適時打で勝ち越した。