パリ五輪第7日の8月1日、日本勢は銅メダルメダル1個を獲得した。銅メダルを取ったのは、フェンシング女子フルーレ団体(東晟良、上野優佳、宮脇花綸、菊池小巻)。五輪のフェンシング競技で日本女子がメダルを獲得するのは個人、団体種目を通じて初めて…
パリ五輪第7日の8月1日、日本勢は銅メダルメダル1個を獲得した。銅メダルを取ったのは、フェンシング女子フルーレ団体(東晟良、上野優佳、宮脇花綸、菊池小巻)。五輪のフェンシング競技で日本女子がメダルを獲得するのは個人、団体種目を通じて初めて。準決勝でイタリアに39-45で敗れたが、3位決定戦でカナダを33-32と1点差で振り切った。
卓球男子シングルスの準々決勝で、張本智和は中国の樊振東に3―4で惜敗した。2021、23年の世界選手権覇者を追い詰めたが、逆転を許した。女子シングルスも準々決勝が行われ、早田ひなが北朝鮮選手を4-3で振り切って準決勝に進出。平野美宇は韓国選手に3-4と惜敗した。早田は2日の準決勝で世界ランク1位の孫穎莎(中国)と対戦する。
陸上男子20キロ競歩では、池田向希が1時間19分41秒で7位入賞。東京大会に続くメダルには届かなかった。柔道男子100キロ級は、ウルフ・アロンが準々決勝で世界ランク2位のイリア・スラマニゼ(ジョージア)と対戦。50秒ですみ返しで技ありを奪われて敗れ、大会2連覇はならなかった。ウルフ・アロンは敗者復活戦でも敗れ、メダルには届かなかった。柔道女子78キロ級の高山莉加は3位決定戦でパトリシア・サンパイオ(ポルトガル)に一本負けを喫し、メダルを逃した。
バドミントンの混合ダブルスで日本の渡辺勇大、東野有紗ペアは準決勝で中国ペアに0-2で敗れ、2日に行われる韓国ペアとの3位決定戦に回った。
体操は女子個人総合決勝があり、岸里奈が11位、中村遥香は15位。メンタルの不調を理由に東京五輪の個人総合は欠場したシモーン・バイルス(米国)が優勝した。バレーボール女子1次リーグの2戦目に臨んだ日本はブラジルに0-3で敗れ、2連敗となった。
競泳女子200メートル平泳ぎは、2012年ロンドン五輪銀メダリストで競泳日本史上最年長の33歳、鈴木聡美が4位に入った。男子200メートル個人メドレー準決勝では、瀬戸大也は全体5位の記録で決勝に進んだ。
バスケ女子の日本はドイツに64-75で敗れた。バレー女子の日本は、ブラジルにストレート負けを喫し、ともに1次リーグは連敗スタートとなった。ホッケー女子の日本は、フランスを1―0で破り、2012年ロンドン五輪以来3大会ぶりとなる白星を挙げた。
ゴルフ男子が開幕し、松山英樹が単独首位の8アンダーで初日を終えた。