「ロッテ4-1西武」(1日、ZOZOマリンスタジアム) ロッテの佐々木朗希投手が、2カ月ぶりに右上肢のコンディショニング不良から復帰し、5回72球を3安打1失点。今季6勝目を挙げた。「ここからの試合を全力で投げて、どうにか残りの試合数でチ…

 「ロッテ4-1西武」(1日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテの佐々木朗希投手が、2カ月ぶりに右上肢のコンディショニング不良から復帰し、5回72球を3安打1失点。今季6勝目を挙げた。「ここからの試合を全力で投げて、どうにか残りの試合数でチームに貢献できるようにと思って投げた」と振り返った。

 初回は2死から連打を浴びたが、右翼・藤原の好返球に助けられ先制を阻止。「最初の方は全体的につかみきれない中で入ってしまった」としたが、徐々に調子を上げ四回まで無失点とした。2-0の五回には死球と安打で失点したものの、この日最速の160キロを計測。「まっすぐは最後はしっかりと投げられた」と手応えを得た。

 離脱については「プロとしては良くなかった」と反省しながらも「できることはやっていた中で起こってしまったこと。これから野球人生は長いと思うので、そこにつながることだけ。復帰してから離脱前より良いピッチングをすることだけ考えてやっていた」と、前向きにリハビリに取り組んできた。ただ「(現時点も右上肢には不安が)あるにはある」とし、今後も慎重にケアする姿勢を見せた。