「阪神9-2巨人」(1日、甲子園球場) 阪神が甲子園100周年の日に快勝した。 先制したのは阪神。初回2死満塁で相手先発の戸郷から前川が2点適時打を放った。三回は木浪が適時打、五回は再び前川と木浪の適時打で得点を重ねた。 戸郷は5回を自己…

 「阪神9-2巨人」(1日、甲子園球場)

 阪神が甲子園100周年の日に快勝した。

 先制したのは阪神。初回2死満塁で相手先発の戸郷から前川が2点適時打を放った。三回は木浪が適時打、五回は再び前川と木浪の適時打で得点を重ねた。

 戸郷は5回を自己ワーストタイの6失点。阪神は前回対戦の5月24日にノーヒットノーランを食らっていた。今季は試合前まで3戦3敗。苦手右腕を完全に攻略した。

 六回には森下、前川が適時打。前川は今季3度目の猛打賞となった。さらに、チームとしては2年ぶりの5試合連続2桁安打も記録した。8-2の八回には佐藤輝が6号右越えソロを放った。

 先発のビーズリーは6回3安打2失点。五回に岸田の遊ゴロ間、六回にオコエにソロを浴びたものの四回まではパーフェクト投球。今季5勝目となった。

 試合前にはセレモニーが行われ、渡辺謙ら豪華ゲストが甲子園の誕生日を祝った。甲子園の巨人戦で同一カード3連勝は昨年の9月12日から14日以来。今季2度目の7連勝で、カード前まで3・5ゲーム差だった巨人に0・5ゲーム差まで詰め寄った。