「ロッテ-西武」(1日、ZOZOマリンスタジアム) 右上肢のコンディショニング不良のため離脱していたロッテの佐々木朗希投手が復帰登板し、5回72球を3安打1失点。今季6勝目の権利を得て、降板となった。 直球と調子が良かったスライダーを中心…

 「ロッテ-西武」(1日、ZOZOマリンスタジアム)

 右上肢のコンディショニング不良のため離脱していたロッテの佐々木朗希投手が復帰登板し、5回72球を3安打1失点。今季6勝目の権利を得て、降板となった。

 直球と調子が良かったスライダーを中心に攻めた。初回は2死から蛭間に155キロ直球を左中間二塁打。続く山村には141キロのフォークを右前に運ばれたが、右翼・藤原の好送球で、二走・蛭間をタッチアウトとし、先制は許さなかった。

 0-0の二回には1死からガルシアに四球を与えたが、野村は二塁への併殺打に打ち取り無失点。三回、四回は三者凡退とした。

 四回の攻撃で角中の2ランで援護を受け、2-0の五回。先頭・外崎に死球を与えると、ガルシアへの3球目で二盗を決められた。2死二塁から、鈴木への6球目にはこの日最速の160キロを計測したが、7球目の159キロ直球を中前にはじき返され適時打。最後は柘植を二飛に打ち取り最少失点とした。

 右腕は5月28日には上半身の疲労回復遅れのため抹消。6月8日の広島戦で復帰登板したが、同月13日に右上肢のコンディショニング不良のため、再び戦線を離脱していた。抹消後は2軍で全体練習とは別メニューで調整。11日の時点で複数回ブルペン入りしており、20日には約1カ月ぶりにZOZOマリンスタジアムでの1軍練習に参加した。その後、ファームではライブBPにも登板し、状態を確認していた。