ブルージェイズから1対3のトレードでアストロズへ移籍した菊池雄星投手(33)が7月31日(日本時間8月1日)、本拠地のヒューストンで入団会見を行った。背番号はブルージェイズ時代と同じ16。「まず、優勝を狙えるチーム。過去10年間でMLBで最…

ブルージェイズから1対3のトレードでアストロズへ移籍した菊池雄星投手(33)が7月31日(日本時間8月1日)、本拠地のヒューストンで入団会見を行った。背番号はブルージェイズ時代と同じ16。「まず、優勝を狙えるチーム。過去10年間でMLBで最も勝っているチームにトレードが決まって、すごく興奮しました。バーランダーだったりとか、たくさんの先発陣、リリーバーも含めてタレントぞろいですから、いろいろな経験とかを聞きたい」と話した。

同じア・リーグのアストロズ戦は、通算14試合で1勝5敗、防御率6・00と苦労してきた相手だった。「たくさん対戦してきたチームなので、自分のことをどう見ていたかも聞けるかなと思います。話し合いながら、より良くなるためにと常にやっていきたい」。球場の印象には「(同じア・リーグ西地区の)マリナーズ時代からよく投げていた。打たれた記憶もたくさんあるんですけど、今度は自分のチームとなって、いいピッチングをしたい」と意気込んだ。

イスパーダ監督によると、菊池は本拠地ミニッツメードパークで行われる2日のレイズ戦に移籍後初登板する予定となった。今季はここまで22試合で4勝9敗、防御率4・75。レイズ戦は3月30日に今季初登板で先発し、4回1/3で6安打3失点し、黒星を喫している。通算では7試合で5勝2敗、防御率3・72と、球団別ではヤンキース戦、オリオールズ戦と並んで最多の白星を挙げており、得意としている。