ドジャースが獲得したフラハティが抱える“問題” ドジャースは30日(日本時間31日)、タイガースのジャック・フラハティ投手を1対2の交換トレードで獲得したと発表した。フラハティは今季ここまで18試合に登板して7勝5敗、防御率2.95、奪三振…

ドジャースが獲得したフラハティが抱える“問題”

 ドジャースは30日(日本時間31日)、タイガースのジャック・フラハティ投手を1対2の交換トレードで獲得したと発表した。フラハティは今季ここまで18試合に登板して7勝5敗、防御率2.95、奪三振率11.22の成績を残している28歳右腕で、後半戦での活躍が期待される。

 ヤンキースも獲得を狙っていたと言われるフラハティについて、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者は「複数の関係者によると、ヤンキースは健康面で複数の懸念を感じ、フラハティ獲得から手を引いた」と言及している。

 同記者は「フラハティはドジャースではなく、ヤンキースに移籍する可能性があった」と報じている。続けて「しかし、(ヤンキースの)決断について説明を受けた複数の関係者によると、右腕のメディカルレコードを参照した結果、ヤンキースはタイガースとの仮合意から手を引いたことを明かした」としている。

 フラハティの抱える“問題”は腰の痛みで、7月上旬に先発を回避している経緯がある。そして、3週間で2度の注射を打っている。この件について、タイガースのスコット・ハリス編成本部長はメディカルレコードのコメントを拒否。ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMもコメントしなかったと同記者は報じている。

 フラハティは2017年にカージナルスでメジャーデビュー。2019年にキャリアハイの11勝を挙げ、2020年から2年連続で開幕投手を務めた。昨季途中にオリオールズからタイガースに移籍。通算149試合で49勝を挙げている28歳右腕の飛躍が期待される。(Full-Count編集部)