「日本ハム3-3オリックス」(30日、エスコンフィールド) 粘りはあと一歩届かなかった。日本ハムはリーグ最多の18度目の延長戦は今季7度目の引き分け。91試合目にして自力優勝の可能性が消滅し、ソフトバンクにマジックが点灯した。新庄剛志監督…

 「日本ハム3-3オリックス」(30日、エスコンフィールド)

 粘りはあと一歩届かなかった。日本ハムはリーグ最多の18度目の延長戦は今季7度目の引き分け。91試合目にして自力優勝の可能性が消滅し、ソフトバンクにマジックが点灯した。新庄剛志監督は「全然OK、全然OK。よそはよそです。あした、行きますよ」と前を向いた。

 微妙な判定にも泣かされた。二回、森の右翼ポール上を通過した打球は本塁打の判定。新庄監督のリクエストも覆らなかった。「(検証用の)映像が1個しかなかった。その映像は完全にファウル。でも田宮君に聞いたら、(ポールを)巻いているかも、と。あの角度以外でも映像を作らなきゃ。ベストはあの棒(ポール)を150メートルにすること」と話した。

 「結果論ですけどあれがなかったら勝ってますから」と悔やみつつ「6連戦初っぱなからタフなゲーム。よく踏ん張りました」と選手を称えた。