<F1シリーズ第14戦:ベルギーグランプリ(GP)>◇決勝◇28日◇スパ・フランコルシャン“スパウェザー”と称させる複雑な雨交じりの予選から一転、ドライコンディションの決勝レース。6番手からスタートしたメルセデスのジョージ・ラッセル(26、…

<F1シリーズ第14戦:ベルギーグランプリ(GP)>◇決勝◇28日◇スパ・フランコルシャン

“スパウェザー”と称させる複雑な雨交じりの予選から一転、ドライコンディションの決勝レース。6番手からスタートしたメルセデスのジョージ・ラッセル(26、英国)が今季2勝目、自身通算3勝目を挙げた。同僚のルイス・ハミルトン(39、英国)が2位で、メルセデスがワンツーフィニッシュを飾った。

レース後のインタビューで、ラッセルは「(タイヤ交換1回だけの)ワンストップ戦略を成功させたチームが素晴らしかった。夏休み前最後のレースでワンツーフィニッシュを果たせたことは大きい」と喜びを口にした。

ハミルトンは、ラッセルのレース運びをたたえつつも「チームが僕を(2回目)ピットインさせたのは残念」と、2ストップ戦略への不満をあらわにしていた。

3位はマクラーレンのオスカー・ピアストリ(23、オーストラリア)。RBは、最後尾スタートの角田裕毅(24)が17位、ダニエル・リカルドが11位でだった。レッドブルのセルジオ・ペレス(34、メキシコ)は8位フィニッシュ、終盤タイヤ交換しファステストラップをマークして1ポイントを加算した。