(28日、第106回全国高校野球選手権愛知大会決勝 中京大中京7―3東邦) 夏7度、春4度の甲子園優勝経験がある中京大中京が東邦を破り、7年ぶり29回目の夏の甲子園出場を決めた。 中京大中京は一回に1点を先行されたが、直後に2死一、二塁から…

(28日、第106回全国高校野球選手権愛知大会決勝 中京大中京7―3東邦)

 夏7度、春4度の甲子園優勝経験がある中京大中京が東邦を破り、7年ぶり29回目の夏の甲子園出場を決めた。

 中京大中京は一回に1点を先行されたが、直後に2死一、二塁から5番打者の仲健太郎が適時二塁打を放ち、2点を奪って逆転。二回に同点に追いつかれたが、五回に1死二、三塁から仲の犠飛で1点を勝ち越した。六回にも1点を加点し、突き放した。

 八回は1死一、二塁のピンチを迎え、打席は4番打者の朝倉大空。三盗を許して一、三塁とされたが、左腕のエース中井遥次郎が見逃し三振に抑えた。直後に暴投で1点を失うなどして2死一、二塁とされたが、リリーフで登板した2年生の田中太久哉が見逃し三振に抑えた。

 直後の攻撃で1死一、三塁から神谷倖士朗の適時二塁打で2点を追加。続く岡部純陽も適時二塁打を放って加点した。

 東邦は初戦から全5試合で無失点で決勝まで勝ち上がったが、8年ぶりの甲子園には届かなかった。