オリックスの吉田輝星が27日のソフトバンク戦で15試合連続無失点■ソフトバンク 3ー0 オリックス(27日・みずほPayPayドーム) オリックス・吉田輝星投手の無双が止まらない。27日にみずほPayPayドームで行われたソフトバンク戦で8…

オリックスの吉田輝星が27日のソフトバンク戦で15試合連続無失点

■ソフトバンク 3ー0 オリックス(27日・みずほPayPayドーム)

 オリックス・吉田輝星投手の無双が止まらない。27日にみずほPayPayドームで行われたソフトバンク戦で8回に2番手で登板。山川穂高内野手、近藤健介外野手を2者連続で見逃し三振に仕留めるなど、3者凡退で切り抜けて15試合連続無失点を継続させるとファンも「夢見た光景」などと胸を躍らせている。

 吉田は0-3の8回に登板すると先頭の栗原陵矢内野手を三邪飛。続く山川は外角低めへ147キロの直球で見逃し三振。昨年の“2冠王”の近藤は、外角のボールゾーンから鋭く曲がってくる“バックドア”の127キロのスライダーで見逃し三振に仕留めた。球界屈指の好打者の近藤もその場でがっくりとうなだれるほどの絶妙なコントロールだった。ベンチに戻った右腕は笑顔でサムズアップを決めた。

 オフにトレードで日本ハムからオリックスへ移籍。開幕1軍を果たすも序盤は安定感を欠いて5月25日に出場選手登録から抹消となったが、6月4日の復帰後は頼もしさを増す。抹消時の防御率は6.57だったが、現在は15試合連続無失点を継続している。

 かつての甲子園を沸かせたヒーローが夏に復活。ネット上にはファンから「サムズアップがよかった」「やば」「胸のすくような投げっぷり」「余裕と笑顔がたまらん」「日本を代表する打者2人から三振」「ワクワクする」といったコメントが寄せられていた。(Full-Count編集部)