「高校野球栃木大会・決勝、石橋9-8国学院栃木」(28日、エイジェックスタジアム) 進学率100%という県立進学校・石橋が創部89年目で初となる夏の甲子園出場を決めた。 初回にいきなり5点を先制されるも、二回1死満塁の絶好機で、伊沢が走者…

 「高校野球栃木大会・決勝、石橋9-8国学院栃木」(28日、エイジェックスタジアム)

 進学率100%という県立進学校・石橋が創部89年目で初となる夏の甲子園出場を決めた。

 初回にいきなり5点を先制されるも、二回1死満塁の絶好機で、伊沢が走者一掃の適時三塁打をマーク。続く若月の一ゴロに間に追加点を奪い、すぐさま1点差まで追い上げた。

 5-8の六回には3連打で無死満塁の絶好機をつくると、連続押し出し死球で1点差に。その後の1死満塁から、「エースで4番」入江の遊ゴロの間についに同点とし、さらに相手失策が重なり一気に逆転した。

 入江が8回1/3を投じ3失点でリードを守り切り、初の頂点を導いた。劇的な逆転劇で昨春のセンバツに21世紀枠で出場して以来2度目の聖地となる。